興福寺(東金堂 御詠歌)御朱印④
2012/12/20
興福寺 東金堂 御詠歌 御朱印
興福寺でいただいた御朱印、最後は東金堂、西国薬師霊場第四番の御詠歌の御朱印です。
「猿沢の 池のほとけの 寺にはに 瑠璃の光は あまねかりけり」
以前地元でいただいた御詠歌の御朱印はプリントだったので、初の墨書き御詠歌御朱印です。
御詠歌の御朱印も素敵です^^
御詠歌について少し調べましたので、「御詠歌って?」と思われた方はぜひ、ご参考までに。
御詠歌(ご詠歌)とは、仏教音楽の1つ。
本来は、西国三十三ヵ所の寺院1つ1つにある、仏の教えや檀家がとるべき規範などを短歌調、つまり五七五七七でまとめ、さらに鈴(りん)・鉦鼓・木柾・木魚などで旋律をつけて歌われる「巡礼歌(順礼歌)」のこと。
江戸時代後期ごろから、「弘法大師や上人(高僧)がお詠みになった歌」という意味で「御詠歌」の通称が流行り、それが上方から江戸、さらに諸処の寺院に広まりました。特に「巡礼歌」という名称は西国三十三ヵ所の歌であることを特定しすぎるきらいがあるため、短歌調で歌われる仏教音楽は御詠歌といわれるようになったという。
「御詠歌」となって以降、仏教界では葬送歌として歌われるようになり、真言宗・浄土宗・臨済宗・曹洞宗の各宗派ごとに奏法や歌詞が分派していったといわれています。そのため、ある地域では葬式や法要の際に本家や寺院に一族が集い、さながら念仏や読経のように各檀那寺の御詠歌を詠唱する地域もあります。
なお、五七調あるいは七五調の詞に曲をつけたものを『和讃』(わさん)と呼び、広い意味では両者を併せて『ご詠歌』として扱います。
奈良の御朱印巡りは本日のご紹介を持ちまして終わりです。
東大寺も興福寺も全てまわれなかったので、また行ってみたいと思います。
願わくば・・・人が少ない時にのんびりとまわりたい・・・そんな贅沢なことを思ってしまいました(笑)
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